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【随時更新】生き物好きがオススメするマンガ

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私は普段あまりマンガを読みませんが、生き物好き・自然好きの心にビビっときたものをご紹介!

 

  1. 蟲師(むしし)

      蟲(むし)という普通の人には見えない不思議な存在が、人と関わることで様々な事件が起こり、蟲師と呼ばれる専門家の主人公が事件解明に奔走する物語です。
     私が読んだ印象では、蟲(むし)には善悪や感情といったものは無く、様々ば生態に従っているだけのような存在です。物語の舞台は、おそらく明治時代以前の日本で、人々は西洋化される前の日本人的な生活をしています。
     現実の日本でも、「虫の知らせ」や「腹の虫が収まらない」、夜泣きが多い子を「疳の虫が強い」など、理解できない不思議な現象を目に見えない"虫"のせいにしてきました。顕微鏡が発明されるまでは、菌類やウィルスなどの微生物を直接確認することはできず、現実の明治以前の人々にとって蟲師の物語は決してファンタジーでは無かったでしょう。

蟲師(1) (アフタヌーンコミックス)

蟲師(1) (アフタヌーンコミックス)

 

 

 2.ダンジョン飯(めし)

 タイトルからしてファンタジーものですが、読んでいると作者は間違いなく生き物好きだと伝わってきます!

 「ライオス」という、とにかく魔物(モンスター)好きな主人公がダンジョン(迷宮)である目的のために、 魔物を料理にしながら攻略していく物語です。魔物といっても、この作品に登場する魔物はとにかくリアルで、ぶっちゃけ現実の野生動物や植物をモデルにしたものがほとんどです。その生態や調理方法も、現実の生き物を忠実に取り入れていて、ファンタジーを看板にしたサバイバル料理飯と認識して問題ありません。

 主人公の仲間には、魔物を調理して食べるなんて非常識で野蛮だと反対する人物もいて、その意見にちょっと浮世離れした感性を持つ主人公が理路整然と言いくるめる流れが、生き物好きの自分にとって親近感が沸く作品です。

 

ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX)

ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX)